VTuberとゲーム会社のコラボが過去最高の頻度で展開される2026年。PUBG MOBILEやモンスターハンターなどの大型タイトルとのコラボが企業VTuberを中心に行われていますが、実は個人VTuberにもゲーム案件のチャンスは広がっています。
この記事では、ゲーム案件の種類、受注方法、報酬相場について2026年最新の情報をまとめます。
2026年のVTuber×ゲーム案件の現状
VTuberとゲーム会社のタイアップは年々増加しており、2026年春だけでもPUBG MOBILE、妖怪ウォッチぷにぷに、モンスターハンターなど多数のコラボが展開されています。
ホロライブは自社タイトル「hololive Dreams」を発表するなど、VTuberとゲームの関係はこれまでにない深さに達しています。
こうした大型案件は企業VTuberが中心ですが、インディーゲームやスマホゲームの分野では、個人VTuberへの案件依頼も着実に増えています。
ゲーム会社がVTuberを起用するメリット(ゲーム実況による認知拡大、ファン層への直接的なリーチ)が広く認識されるようになったことが背景にあります。

ゲーム案件の主な種類
VTuberが受けるゲーム案件には、いくつかの種類があります。
プレイ配信案件は最も一般的な形態です。新作ゲームの発売前後に、ゲーム会社からゲームキーを提供されてプレイ配信を行います。
配信タイトルやサムネイルに「PR」や「提供」の表記が必要です。
レビュー・紹介動画案件は、ゲームの魅力を紹介する動画を制作する案件です。配信よりも編集の手間がかかりますが、その分報酬も高めの傾向にあります。
ゲーム内コラボ案件は、百鬼あやめ×PUBG MOBILEのようにゲーム内にVTuberのスキンやボイスが実装される大型案件です。
これは基本的に大手事務所所属のVTuberが対象となります。
イベント出演案件は、ゲームの公式イベントや大会にVTuberとして出演する案件です。eSports系のイベントでは実況や解説を担当するケースもあります。
アフィリエイト型案件は、専用リンクを通じたダウンロードや課金に応じて報酬が発生する成果報酬型です。固定報酬がない代わりに、成果次第で高い報酬を得られる可能性があります。
報酬相場の目安
ゲーム案件の報酬は、VTuberの登録者数やチャンネルの影響力によって大きく変わります。2026年現在の一般的な相場は以下の通りです。
プレイ配信案件(1回あたり)
– 登録者数1,000人から5,000人:1万円から5万円(ゲームキー提供のみのケースも)
– 登録者数5,000人から3万人:5万円から20万円
– 登録者数3万人から10万人:20万円から50万円
– 登録者数10万人以上:50万円から数百万円
レビュー・紹介動画案件
– プレイ配信の1.5倍から2倍が目安
これらはあくまで目安であり、ゲームのジャンル、ゲーム会社の予算規模、配信の時間帯や頻度などによって変動します。
登録者数だけでなく、同時接続者数や平均視聴時間、コメントの活発さなどの「エンゲージメント」も重視される傾向が強まっています。
個人VTuberがゲーム案件を獲得する方法
個人VTuberがゲーム案件を獲得するための具体的なアプローチをいくつか紹介します。
ゲーム配信の実績を積み上げるのが基本です。特定のジャンルに特化したゲーム配信を継続的に行い、そのジャンルの視聴者層を持っていることをアピールできるようにしましょう。
「FPSに強いVTuber」「インディーゲーム専門のVTuber」といった特色があると、案件のマッチング率が上がります。
SNSでのゲーム関連の発信も重要です。配信以外でもXなどでゲームに関する感想や情報を発信し、ゲーム好きとしてのプレゼンスを高めましょう。
ゲーム会社のPR担当者がSNSで配信者をリサーチするケースは珍しくありません。
インフルエンサーマッチングプラットフォームへの登録も有効です。UUUM、BitStar、expausなどのプラットフォームに登録しておくと、条件に合った案件のオファーが届くことがあります。
ゲーム会社への直接営業という方法もあります。気になるゲームのパブリッシャーに「御社のゲームを配信でご紹介させていただけないか」
とメールやDMで連絡する方法です。小規模なインディーゲーム開発者は特にVTuberからのアプローチを歓迎する傾向にあります。
案件を受ける際の注意点
ゲーム案件を受ける際には、いくつか重要な注意点があります。
- PR表記の徹底: 案件配信では必ず「PR」「広告」「提供」の表記を行いましょう。表記漏れは法律違反(ステマ規制)になるだけでなく、視聴者からの信頼も失います。
- 著作権ガイドラインの確認: ゲーム配信にはそれぞれのゲーム会社が定めた配信ガイドラインがあります。案件であっても必ず確認しましょう。
- 契約内容の確認: 報酬の支払い条件、配信の公開期間、修正対応の範囲、独占契約の有無などを書面で確認してから受注しましょう。
- 自分のスタイルとの整合性: 自分の視聴者層やチャンネルのテーマと合わないゲームの案件は、無理に受けないことも大切です。
まとめ
2026年のVTuber×ゲーム案件市場は、大型コラボの増加とともに個人VTuberへのチャンスも広がっています。
まずはゲーム配信の実績を積み、SNSでの発信を強化し、マッチングプラットフォームに登録するところから始めてみてください。
PR表記の徹底と契約内容の確認を怠らなければ、ゲーム案件は安定した収益源として活動の大きな支えになります。